CD1枚+ブックレット
【充実のコンテンツ】
■1987年にリリースされた、ファミコン用ゲームソフト「ロックマン」から、最新タイトル「ロックマン9 野望の復活!!」までの全14作品のゲームミュージックを、コンピレーションアルバム化!
■国内外のアーティスト全20名の手による、レトロゲーム機音源でフルアレンジされたロックマンミュージックが堪能できる、ロックマンファンは元より、ゲームミュージックファン必携のCDとなっています!
■充実のブックレットには、ロックマンに関わったサウンドクリエイター10名に取材を敢行した、ゲームミュージック、ロックマンの音楽についてのスペシャルコラムを収載!
■さらには、ロックマンコミック化の先駆けである漫画家、池原しげとによるゲストコメントや、自他共に認めるロックマンファンである漫画家、有賀ヒトシによるカラーイラストも収載しました!
【 レトロゲーム機音源でフルアレンジされたロックマンミュージック 全20曲! 】
■TRACK LIST
01 Kaze Yo Tsutaete (Buster Core Meltdown mix) from ロックマンバトル&チェイス / Chibi-Tech
02 Tornadoman Stage (Integer Spin mix) from ロックマン9 野望の復活!! / Virt
03 Special Stage (Handy remax) from ロックマン9 野望の復活!! / Goto80
04 Oilman Stage, Timeman Stage (200621978 mix) from ロックマンロックマン / 山田一法
05 Opening Stage (LSI-Babe mix) from ロックマン&フォルテ / 海田明里
06 Groundman Stage (Unlimited Overdub mix) from ロックマン&フォルテ / 礒谷浩生
07 Tenguman Stage (Back to 2a03 mix) from ロックマン8 メタルヒーローズ / Rushjet1
08 Slashman Stage (Dot Matrix Dinosaur mix) from ロックマン7 宿命の対決! / K->
09 Megawater_S Stage, WILY TOWER 4 (Area-2A03 Navy mix) from ロックマンメガワールド / 並木学
10 Mercury Stage (Light Shuffle mix) from ロックマンワールド5 / Saitone
11 Blizzardman Stage (DPCM'n Bass mix) from ロックマン6 史上最大の戦い!! / hally
12 Gravityman Stage (Aftermath Sleaze Edit) from ロックマン5 ブルースの罠!? / Zinger
13 Brightman Stage (Portable mix) from ロックマン4 新たなる野望!! / Saskrotch
14 Wily Stage 2 (Extended ChiProg mix) from ロックマン4 新たなる野望!! / 川上領
15 Shadowman Stage (Big Boot mix) from ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!? / シオダノブユキ
16 Opening, Snakeman Stage (2A03+VRC7 mix) from ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!? / KPLECRAFT
17 Bubbleman Stage (Rockman's RPG mix) from ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 / 丼
18 Woodman Stage, Wily Stage 1 (Respect2dabeat Mix) from ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 / USK
19 Fireman Stage (FC DPCM-additional mix) from ロックマン / naruto
20 Cutman Stage (Misty mix) from ロックマン / 松前真奈美
【国内外のアーティスト全20名の手によりレトロゲーム機音源でフルアレンジ】
アレンジャーは国内外で活躍する豪華20名のアーティスト!!
ここでは、アレンジャー全員(!!)から頂いた熱いメッセージを大紹介しちゃいます!
■山田一法(IPPO)
8bitゲーム機作品でも著名なゲームサウンドクリエイターと国内外有数のチップチューン・アーティストが一同に会し、わくわくできるアルバムになりました。
私は、80年代の音楽シーンを思い出しつつ、テクノでポップな音楽を、まさしく楽しんで作りました。
様々な表現がつまった「いわゆるゲーム音楽」の玉手箱。
是非、皆さんも楽しんでください。
■hally
リミックス前に作曲者の竹原さんにお会いし、その一直線なメロディメーカーぶりに感銘を受けました。今回僕が使用している音源は、オリジナル版とまったく同じなんですが、メロディの魅力を尊重しつつ、どこまで過激に攻めることができるか、チャレンジしています。
■川上領
かっこいいキメやフレーズが盛り沢山のこの曲。
原曲の持つ要素を出来るだけ活用し、思いきり”変奏”してみました。
4音ポリ+DPCMという制限の中で、変拍子や転調も混ぜつつ、「構成美」にこだわってアレンジしたつもりですので、適度にノリながら、じっくりと聴いて頂けたら嬉しいです。
また、今回はアルバムのマスタリング作業も担当させて頂きました。
色々なアドバイスをくださったhallyさんに感謝!
■礒谷浩生
「同時発音数の制限が無かったらどういう事ができるのか」というテーマでアレンジしてみました。
音色は基本的な矩形波・三角波・ノイズのみで、外部エフェクトも基本的には使用していません。
1周目は当時の環境でも再現できるように、2周目からはアレンジテーマに沿った内容となっています。
「昔ながらの音だけど、どこか雰囲気が違う」そんな事を思いながら楽しんで頂ければ幸いです。
■シオダノブユキ
ロックマンのアレンジという事で、間違いなく押せ押せの曲が主体のアルバムになると思ったので、バランス的な事も考えつつ「引き」を意識して作ってみたんですが、そんな変化球がストライクに入ったかどうかはあまり気にしてません(笑)。曲作りはとても楽しく出来たものの、調子に乗って効果音まで耳コピで作ったらすんげえツラかったので、そんな苦労を噛み締めながら聴いてもらいたいなー、と。
USK
ロックマン2はどれもカッコイイんだけど、ウッドマンのイントロのドュン♪ドン♪ドュドュドン♪からのチャラララララ〜は一瞬でテンションが上がります。そこからあの愚直とも言える突っ走りメロディーにベースがニョロリと変わって哀愁かなって思ったらチャラララでまた戻るっていう「やっぱりゲーム音楽!」って感じが名残惜しいなって思いながら口ずさんでたら何故か途中からワイリーメロディーに変わっちゃう様になって「あ、これそれっぽい」って思ってそうしました。途中のワイリーステージベースにウッドマンメロディーが乗ってるブレークがお気に入りです。このお間抜け感は正にハッピーハードコア。形容詞的にはレイヴィーです。レイヴリミックスです。
■松前真奈美
今度のアレンジは普通のアレンジではなく、最近よく耳にするチップチューン。
有名な方々も沢山いらして、活躍されており、参考までに聴いてみる・・。
実際のところ、私にチップチューンのアレンジが出来るのか??と、
正直な感想。
「簡潔なアレンジは、少々やっかいだっ!(ごまかせないからね〜。)」
と思いつつ作業し始めると、これが案外楽しい。
私なりに解釈したチップチューンミュージックをお楽しみ下さいませ。
■KPLECRAFT
今回は元々8bitのロックマン3楽曲を8bitのままアレンジということで、原曲と同じ音源環境で更にスキマを埋めてクオリティアップした部分と拡張音源を使い大幅にアレンジしたパートを使い分けてみました。
ファミコン時代のロックマンはメインとカウンターの旋律がどっちだかわからない(人によって感じ方が違う)曲が多いので両方とも削らずにどうアレンジするかに焦点を置いています。
スペックはそのままに、密度をグレードアップした8bit音楽の質感をお楽しみ下さい。
■naruto
この界隈ではすっかりアウトサイダーと化している自分がこのようなCDに参加してもいいものかどうか…そんな不安を抱きながらも、初代ロックマンから大好きな曲をアレンジさせていただきました。
音源の指定はありませんでしたが、あえて本家と同じFC音源で、DPCMを加えただけのシンプルなアレンジとなっています。
バッキバキな音を期待してくださっている方には肩透かしかもしれませんが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
■Saitone
元曲は疾走感のある曲でしたが、メロディラインを生かしてリリカルな部分を強調する事を目指しました。
普段は通常の楽曲も8bitも区別することなく製作していますので、今回の「レトロゲームテイスト」を敢えて全面に打ち出すというコンセプトを聞いた際に他の皆さんと上手く溶け込めるのか心配でしたが、結果としてとても非常に楽しく、興味深いCDになったと思います。
手にとってくれた皆さんが気に入ってくれれば幸いです。
■K->
ロックマン初代シリーズでは初のスーパーファミコン版ロックマンであるところの7から一曲リミックスに参加させて頂きました。
ジュラシックなパーク的なステージとスラッシュマンの「速い!」「鋭い!」「粘っこい!」ところに心躍る事このうえないですこんにちは。
原曲はスーパーファミコン音源という事もあり生っぽい音で素敵ですが、あえて8bitの感触に逆行してゲームボーイの音源を使用してみました。
恐竜ロボットの重厚なイメージと太古ロマン&パッションにスラッシュマンの切れ味を感じて頂ければ有り難いです。
他参加者様の顔ぶれが有り得ない程の豪華さで死にそうです、ティウンティウン。
そんな企画にお声を掛けて頂けた事を光栄に思います。
■海田明里
「ロックマン&フォルテ」がファミコンで発売されたらオープニングステージの曲はこんな風かも!…なコンセプトです。
ファミコンに近い環境&他の音はmixしていません。ロクフォル開発当時から原曲が好きなこともあり、出来るだけ原曲をすぐ思い出せるような素直でシンプルなアレンジにしました。
■並木学
内蔵音源の限界にせまるアグレッシブでラウドなサウンドはチップチューンの魅力ですが、担当した曲はその方向ではなく「ゲームミュージックとしての側面」へ注目し、掘り下げました。
原曲のもつ「往年のカプコンミュージック特有のメロディ」、そこをとにかく聴いてもらいたい!というわけで、あえて別のゲームからもフレーズを借用してミックスするといった反則的な手段も交えつつ(汗)「メロディアスでカッコイイ、みんなにとって憧れのロックマン&カプコンサウンド」を、2A03(3チャンネル+ノイズ)のみを使ってシンプルに表現してみました。
お楽しみいただければ幸いです。
(ところで別のゲームって、何のことだかわかるカナ?)
■丼
企画に参加させていただき、光栄です。
僕が現在チップチューンに取り組んでいるのも、ロックマンを始めとしたファミコン時代のゲームミュージックに慣れ親しみ、憧れを抱いていたからです。
今回は、「もしファミコンでロックマンのRPGが出ていたら…」というコンセプトの元、戦闘音楽チックにアレンジしました。
それっぽさを楽しんでいただけると幸いです。
■Saskrotch
I heard about this project from hally on my first night of touring Europe. About 40 hours later I had a demo to play him at dinner. Rock Man has been my favorite video game series since I was 6 years old, and there was no way I would pass up the chance to be a part of this project.
(ヨーロッパでのツアー中に hally さんと会って、その時に今回の企画について伝え聞いたんだ。それから約40時間後には、デモ曲ができてた。『ロックマン』は6才の頃から一番好きなゲームなので、こんな好機を逃すわけにはいかないって思ったね。)
■Zinger
Beware, as I unleash a multi channel Renoise module exploring Rockman,?disco and nudity - all done at midnight and in zero gravity. Undress?and enjoy Aftermath Sleaze Edit.
(気をつけて。僕が解き放ったマルチチャンネルのRenoiseデータは、『ロックマン』にディスコとヌードを探求したものなんだ……。すべてが完成し たのは、真夜中の無重力状態のなか。僕の Aftermath Sleaze Edit の衣を解きつつ、楽しんでほしい。)
■Goto80
This remix was made with an Amiga to combine the heart attack waveforms of the Famicom with sample-aggression fury. The goal was to keep the feeling of the original but also fragment it and put it on the chair of bad boy electro brain. It is a euro-remix, please enjoy.
(今回のリミックスは、心臓に突き刺さるようなFC音色をアミーガにぶちこみ、アグレッションをバキバキにして制作したものなんだ。原曲のフィーリングを保ちつつ、バラバラに分解もし、それを悪ガキ指向の電子頭脳で再構成した……というような感じを目指してる。いかにもユーロなリミックスだけど、どうぞお楽しみを。)
■Rushjet1
Lots of good mixes here! There's a lot of talent on this disc. I really like the Blizzard Man one and the Tornado Man one the most. I like Chibi-Tech's entry as well, but I don't
recognize the song that he covered. The Cut Man song has great use of sound effects in the song itself, and the Fire Man song from Naruto shows that he is as good as ever. I'm really glad to see something like this get released by Inti Creates and hope that it does well in hopes of more chiptune-inspired releases.
(良作リミックス多数! 今回のCDには才能あふれる人たちが集まっていますね。僕のいちばんのお気に入りはブリザードマンとトルネードマン。それとChibi-Techの作品も好きですが、原曲を知らないんですよ。あとカットマンは効果音をとても上手く用いてますし、ファイヤーマンはさすが Naruto さんという出来。このような製品がインティ・クリエイツによってリリースされたことを、本当に嬉しく思いますし、今後もチップチューンに触発されたリリースがあることを期待しています。)
■Chibi-Tech
"SOUNDS LIKE MEGAMAN" は誠になります… 瞬間は必然よ!!! The hopes of Roll... for everlasting peace."
■Virt
I certainly count Rockman under my musical influences, so I was thrilled to participate in this project. My track tells of a more troubled Tornado Man. Upset over contract terms, he unleashed a tornado which ripped up his own level, those of other Robot Masters, and even an old password screen in storage. Charges were filed, but he was defeated by Rockman before his arraignment hearing.
(僕はいろいろな音楽に影響を受けていて、『ロックマン』も明らかにそのひとつ。だから本プロジェクトへのお誘いには感激しました。僕のトラックは「さらにトラブルまみれになったトルネードマン」の様子を語ったものなんだ。自分の処遇に気が動転した彼は、トルネードを放って自ステージはおろか、他のロボットマスターズ、そしてメモリ内に残っていた旧いパスワード画面までズタズタにしてしまう。結局これまでと同じ処遇ということになるんだけど、その知らせを聞く前にロックマンにやられちゃう、という。)
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